『第22回 斎藤吾朗アトリエ展』8日目
2019.01.09
『第22回 斎藤吾朗アトリエ展』8日目です。
本日もご来場いただいたお客様、有難うございました。
本日は、西尾市一色町松木島出身の偉人、神谷傳兵衛(かみやでんべえ)のコーナーをご紹介します。
名主でしたが没落した家に生まれた神谷傳兵衛は、浅草で洋酒の一杯売りのお店「みかはや銘酒店」で事業を始めました。
輸入葡萄酒が苦渋で日本人の口に適さないと考え、甘みを加えた傳兵衛の「蜂印香竄葡萄酒(はちじるしこうぜんぶどうしゅ)」は当時全国の洋酒店で見ないことはなく、葡萄酒と言えば蜂印を連想させるまでになりました。
牛久に日本初の本格的なワイン醸造場・牛久醸造所(シャトーカミヤ)を造り、60社にも及ぶ会社の設立に関わり、一代で莫大な富を築きました。
交友関係も広く、山岡鉄舟、榎本武揚、板垣退助、松方正義、大山巌、勝海舟など。
アトリエ展では、200号の油彩「神谷傳兵衛さんに乾杯!」のレプリカを上に、油彩作品と版画(シルクスクリーン)作品を1点ずつ展示しております。
また、昨年復刻された伝記「神谷傳兵衛 坂本箕山著」も販売しております。
「神谷傳兵衛 坂本箕山著」 ¥5,000(税込み)
では、明日も沢山のお客様のご来場をお待ちしております。
本日もスタッフブログをご覧下さり有難うございました!