斎藤吾朗アトリエ


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『第21回 斎藤吾朗アトリエ展』2日目 大村秀章愛知県知事にお越しいただきました!

2018.01.04

『第21回 斎藤吾朗アトリエ展』2日目 大村秀章愛知県知事にお越しいただきました!

『第21回 斎藤吾朗アトリエ展』2日目は、大村秀章愛知県知事にお越しいただきました!

 

昨年もアトリエ展に来てくださり、新作絵画をじっくり見ていただきました。

今年は新作絵画はもちろん、本日から三重県総合文化センターで行われている第85回独立展に出展している斎藤吾朗の作品『神谷傳兵衛さんに乾杯!』(油彩・F200号)についての解説も、じっくり聞いていただきました。

 

お忙しい中かけつけてくださった大村知事、本当に有難うございました!

 

 

ここで神谷傳兵衛についてご説明します。

 

神谷傳兵衛は、こちら愛知県西尾市の一色町出身。

明治~大正にかけて近代日本に偉大な足跡を残された方です。

 

東京・浅草に日本最初のバー「神谷バー」(現在も営業されています)を、茨城・牛久にワインの醸造施設である「シャトーカミヤ」(国の重要文化財)を創設。

傳兵衛の作ったブランデーが混合されたアルコール「電気ブラン」は太宰治の「人間失格」にも登場し、広く知られています。

 

千葉に稲毛別荘、旭川にも醸造所も造り、日本通運や東洋耐火レンガ、三河鉄道も創設しました。

まさに近代日本を創った方と言っても良いのではないでしょうか。

 

また中国・清朝とも交流されています。

東京国立博物館には、清朝より傳兵衛が購入した多くの什宝が献納されております。

 

斎藤吾朗の作品『神谷傳兵衛さんに乾杯!』(油彩・F200号)は、神谷傳兵衛の偉大な足跡を描いた大作です。

今回独立展の巡回展は改修工事の為、愛知県美術館ではなく三重県総合文化センターで行われていますが、是非足をお運び下さいませ。