『第20回 斎藤吾朗アトリエ展』10日目 版画(シルクスクリーン)「屋根の上のひなまつり」「端午の節句」について
2017.01.11
第20回 斎藤吾朗アトリエ展10日目が終了しました。
本日もご来場いただいたお客様、有難うございました。
本日は版画(シルクスクリーン)作品「屋根の上のひなまつり」についてです。
3月3日は桃の節句、ひなまつりです。
作品「屋根の上のひなまつり」は斎藤吾朗の作品で「重い荷物」(おばあさんが地球を背負っている作品)と共に、しばしば見かける“屋根の上”シリーズの一つとなっております。
“屋根の上”シリーズの屋根は青く描かれることが多いですが、この作品はひなまつりらしく赤く描かれていますね。
普通は雛壇に飾られることが多いお雛様。
赤い屋根にお雛様が不思議と合っていますね。
お雛様を飾るのは、もうすぐ2月4日から24日と言われています。
片付けるのは3月3日が終わればすぐと言われていますね。
この作品も一緒に飾っていただきたいと思い、斎藤吾朗アトリエ展で展示しております。
『宮廷や貴族のあいだで美しく着かざった雛遊びが、今は女の子の行事として雛壇に飾る形に定着している。家庭を守り、天上につながっている屋根の上にお雛様を飾ったら一層幸せになるはずだ。』
斎藤吾朗
同時に5月5日、端午の節句を描いた版画(シルクスクリーン)作品「端午の節句」もアトリエ展で展示してございます。
こちらは一転、男の子の健やかな成長を願う行事ということもあって武者やこいのぼりが雄々しく描かれていますね。
両作品、是非見にいらしてください。
※作品画像は当ホームページのGALLERYでもご覧いただけます。
~作品情報~
・「屋根の上のひなまつり」
2013年
版画(シルクスクリーン)
27.0×21.6cm
¥54,000(税込み)
・「端午の節句」
2013年
版画(シルクスクリーン)
27.5×21.8cm
¥54,000(税込み)